「YKK APフェア2024」に参加してきました！

こんにちは、一級建築士の白石です。

9月25日から3日間、東京ビッグサイトで開催された「YKK APフェア2024」に参加してきました！
新商品や次世代技術について学ぶことのできる貴重なイベントです。サッシ、室内建具、エクステリアなど、幅広いラインアップを実際に見て、触れて、体験できました。
YKK APの担当者は「最初で最後の大イベント」と強調しており、そのスケールの大きさに驚かされました！
東京ビッグサイトに行かれたことのある方は想像していただけると思いますが、南展示棟の南1・2ホールが目いっぱい使われており、家に関するさまざまなモノや技術が並んでいる様子は圧巻でした。

当社の大原町モデルハウス「NOON」の申請手続きなどをしていただいた「フォワード ハウジング ソリューションズ」様が、高断熱商品「nelio(ネリオ)」にも採用された技術展示で出展されていましたよ。

▶「nelio(ネリオ)」について詳しくはこちら♪
【断熱性能は最高等級7！ 高断熱住宅「nelio（ネリオ）」リニューアル♪】｜イベント・新着情報｜太田市でイベントを行うエースホーム太田店(株式会社白石建設) (shiraishi-kensetsu.co.jp)

特に印象的だったのは、樹脂窓を中心とした高断熱な窓やドア、カーポートなどを含む戸建住宅の一棟コーディネート展示です。
ビル向けの建材一体型太陽光発電や、ロボットやAIを活用した次世代技術も紹介されており、これらが再生可能エネルギー分野での未来を示唆するものでした。

11月に発売予定のカーポート「プレーンルーフ」では、施工の実演も行われました。
エクステリア業界は近年、施工技能者不足が深刻なのだそうです。その解消に向けて、YKK AP独自のシーリングレス施工などを用いて、省施工要素（建築工事や土木工事において、施工の効率化やコスト削減を図るための技術や方法）も織り込み、ストレスのないスムーズな施工と施工技術者の技能に左右されない安定した施工品質を実現したそうです。
「プレーンルーフ」は色合いにも力を入れているとのことですので、木調色を検討しているお客さまにぜひおすすめ！

さらに、東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 準教授の前 真之先生と、エネルギーまちづくり社 代表取締役の竹内昌義先生によるセミナーでは、内窓の有効性や学校の断熱化が取り上げられ、全国の小中学校での断熱改修が地球環境や省エネ意識の啓発に繋がるという点が強調されました。
環境教育への取り組みとしても重要な視点であり、脱炭素化と生活の快適性を両立させるというメッセージが印象的でした。

中でも印象的だったのが、国のリフォーム補助金制度「先進的窓リノベ2024事業」の予算に対する補助金申請額の割合が、まだたったの36%程度（10月1日現在）なのだということ。
今年度は前年度からさらに350億円が上乗せされて1350億円となったのですが、この予算を使い切らないと来年度以降も継続することができないかもしれないのだそうです。
補助金制度について知らない人もきっと多いですし、窓をリノベーションするとお家がとっても過ごしやすくなるということを知らない人も多いのだと思います。
例えば、元の単板ガラスの外窓に内窓を追加すると窓全体が二重化されるので、断熱性能が大幅に向上しますし、防音効果もバツグン。施工が室内側からだけで済み、工期が短く費用がリーズナブルな点も大きな魅力です。

だから、認知拡大が大事！
エースホーム太田店は新築だけでなくリフォームも得意ですし、このことは昔からのお客さまにもぜひ伝えていかなければ！と思いました。

最後には、YKKブラジル農場で育てられた幻のスペシャルティコーヒーの試飲とチョコをいただくという驚きの体験もあり、展示会を後にしました。
YKKがコーヒーに関わっていることにはびっくりしました！

お客さまのお役に立つ情報をたくさん仕入れてきましたので、家づくりにどんどん反映させていきます！ご期待ください＾＾