COLUMN
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「みらいエコ住宅2026事業」の補助金活用法
2026.6.19
暮らしの提案
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こんにちは。一級建築士の白石です。
今年も「みらいエコ住宅2026事業」が始まりました。
この事業では、システムバスやシステムキッチン、洗面化粧台といった水廻りの設備はもちろん、玄関ドアや勝手口ドア、防犯・防災・バリアフリーに関するリフォーム商品など、幅広い工事が補助の対象になります。
これらの補助金を利用するためには、いくつか満たすべき条件があります。今回は、その要件を4つのステップに分けてわかりやすくご紹介します。
Step.1 築年数の確認
補助対象となる住宅は、以下の2つ。
・1991年(平成3年)以前に新築された住宅
・1992〜2016年(平成4〜28年)に新築された住宅
※2017年以降は原則対象外ですが、「平成11年基準を満たさない」証明があれば対象とすることができます。
Step.2 トリガールーム(断熱工事を行う部屋)を決める
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補助金を使うためには、家の中の1つの居室を選んで断熱改修を行う必要があります。
この部屋を「トリガールーム」と呼びます。
トリガールームとして選べる部屋
①対象となる部屋:リビング・寝室・子ども部屋・キッチン・書斎などの「居室」に限ります
②必須条件:外皮に面する開口部が1つ以上あること、壁またはドアにより「仕切られた居室」であること
次のような場所はトリガールームとして認められません
・浴室・トイレ・洗面室・廊下など「居室」でない場所
・外皮に面する開口部(外に面した窓など)がない居室
・外皮に面する開口部の一部のみ断熱改修した居室
・外皮に面する開口部について、2025年11月27日以前に断熱改修した居室
・壁や建具等で仕切られていない居室
・住宅以外の用途で使用している居室
※トリガールームの「屋根・天井」または「床」が隣戸(隣室)と共有している場合、その部位についての躯体の断熱改修は行われたものとみなす事ができます。例えば2階の部屋は「床」、1階の部屋は「天井」が断熱済み扱いになる場合があります。
Step.3 トリガールームで断熱改修(要件化工事)を行う
築年数に応じて設定された組み合わせの工事を、トリガールームで実施します。
例:
1991年以前の住宅
・Sグレードの開口部断熱+躯体断熱1部位
外壁・床・天井又は屋根のいずれかから1つを断熱改修します。
・Aグレードの開口部断熱+躯体断熱2部位
外壁・床・天井又は屋根のいずれかから2つを断熱改修します。
1992〜2016年の住宅
・Sグレードの開口部断熱+躯体断熱不要
・Aグレードの開口部断熱+躯体断熱1部位
外壁・床・天井又は屋根のうち、いずれかから1つを断熱改修します。
※上記は一例です。実際に選べる組み合わせは全8タイプ有り、住宅の築年数や開口部断熱のグレードによって異なります。
※開口部断熱はトリガールーム内のすべての外に面した窓に対して実施する必要があります
※開口部断熱のグレードによっては、「みらいエコ住宅2026事業」ではなく「先進的窓リノベ2026」で申請する必要があります
※躯体断熱ついては断熱材の区分によって外壁・床・天井又は屋根の部位それぞれ最低使用量を求め、その量を上回る断熱材工事を行う必要があります。
Step.4 水廻りなどの補助金が使えるようになる
断熱要件をクリアすると、以下のような水廻り・設備の補助が使えるようになります。
【補助額の一例(みらいエコ住宅2026事業)】
高効率給湯器(エコキュート)…45,000円
掃除しやすいトイレ…34,500円
高断熱浴槽…48,000円
節湯水栓…9,000円
ビルトイン食洗機…30,000円
掃除しやすいレンジフード…15,600円
ビルトイン自動調理対応コンロ…18,000円
浴室乾燥機…27,600円
…など。いずれも昨年の子育てグリーン住宅支援事業2025より補助額が1.2~1.5倍アップしており、上記の他にもさまざまな工事種類に対して補助金が設定されています。
また、補助上限額は住宅の築年数によって異なります。
・1991年以前の住宅:最大50万円
・1992〜2016年の住宅:最大40万円
さらに、高効率給湯器または高効率エアコンを設置する場合は、補助上限額が引き上がります。公式HPでは、1991年以前の住宅は最大100万円、1992〜2016年の住宅は最大80万円とされています。
・1991年以前の住宅:最大100万円
・1992〜2016年の住宅:最大80万円
【CHECK!】「みらいエコ住宅2026事業」の補助金活用ポイント
①築年数の制約をクリアすること
②リフォームする住宅にある居室を選択すること(トリガールームを決める)
③トリガールームで開口部と躯体の断熱改修を実施すること
④補助額の合計が50,000円以上になること(先進的窓リノベ又は給湯省エネ利用の場合、補助額は2万円から申請可能)
「みらいエコ住宅2026事業」は、細かな要件を満たす必要はありますが、その分、対象となるリフォームの幅がとても広い制度です。
条件をクリアできれば、水廻りから玄関ドア、防犯防災、バリアフリーまで、住まいの「気になるところ」をまとめて見直せる制度です。
補助対象となる工事や申請条件は住宅ごとに異なりますので、詳しく知りたい方は、エースホーム太田店(白石建設)までお気軽にお問い合わせください。
【公式HP】みらいエコ住宅2026事業
https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/
【公式HP】みらいエコ住宅2026事業 リフォーム
https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/reform/
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